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2006年04月30日

新しいベース :-)

2週連続で、楽器を購入してしまった。今度はベース。もちろん、自分用。

もともとはこちらの方を先に決めていたのだ。先週のギターは、自分が買うことに決めた!と宣言したとたんにチビが「自分も本当にギターがほしい」と言い出したもので、それならいい機会、ということで買いにいったのであった。

Bacchusという、長野に工場があるメーカーの、5弦フレットレスベース。

2週間ほど前に、吉祥寺の楽器屋にふらっと入って、たまたま置いてあったバッカスのフレットレスを試してみたところ、あまりの弾きやすさと楽器のバランスの良さに驚いて、すぐに買うことを決めた。

実は、これまで使っていたフレットレスにはいろいろと問題があるのがわかっていたので、機会があれば修理するなり新しいものを購入するなり、何らかの手を打とうとは思っていたのだ。

バッカスの直営店が家の近くにあり、何度か行ったことがあったので、フレットレスを買うつもり、という話をしてみたところ、何本か取り寄せてくれることになった。もともと吉祥寺で試した4弦のアッシュボディの他に、アルダーの4弦と5弦を試させてくれた。

実は、その場で一番しっくり来たというか、自分の「これまでの」プレイスタイル(アタックの強いパーカッシブなベース。こちらのCD(猛音1st)を聞いていただければ。)に最も合いそうだと思ったのは、アッシュの4弦だったのだけど、さんざん迷ったあげく、5弦にすることにした。

もしかすると、この楽器なら新たな可能性が見えるかもしれないし、これから、自分のプレイも楽器と一緒に熟成・成熟していけるかもしれない、などと思ったので。プレイも楽器と一緒にエイジングしていくと、そんな感じになれるかもしれないなあと。もう、自分もいい歳だしね。

家に帰ってから、もうずーっと弾きっぱなしで、気がついたら3時間半経っていた。とにかく弾きやすい、楽しい。こんな経験ができるなんて本当に幸せ。

 

それにしても、今日用意してもらったどの楽器もすばらしくバランスがよくて、低域から広域まできちんと鳴る。そして弾きやすい。5弦が一番高いモデルだったのだけど、それでも10万円台の前半で手に入るというのは驚き。自分の感覚では、倍くらいの値段の楽器を弾いている感じだった。

最近、楽器屋に行くと、10万円台のモデルよりも、40万、50万もするようなオールドとかビンテージと言われるようなFenderやらGibsonやらがたくさん置かれている。きっと、私と同世代のサラリーマン諸氏や団塊エイジのちょいワルおやじさんたちが購入されているのではないかと想像する。

果たして彼らは、バッカスやCrewsのような国産のプライベーターのモデルを弾いたことがあるだろうか?

今日試した3台は、私が10数年前に買ったことのある20数万の楽器よりも優れていると感じた。この10数年の間に、国内の楽器作りの技術はどんどん進歩しているんじゃないだろうか。

もしも、もしもこれを読んでいる人のなかで、自分が弾くつもりでビンテージの楽器を買おうと思っている人がいたら、ぜひ一度国産のプライベーター(という表現があっているかどうかわからないのだけど)のモデルを試してみることをオススメします。目から鱗が落ちる思いをするのではないでしょうか。

あ、自分で弾くつもりがないんだったら、それはご自由にどうぞ。
でも、楽器って、何のためにあるんでしょうね。
飾っておいたって楽器は喜ばないよ。おじさん。
楽器買うんだったら、魂入れて演奏できると思えるものを手に入れなよ。
楽器までカバンのブランド品と同じコンテクストでとらえるような浅はかなことをするなよな。 

などと、思ったりします。
最近の楽器屋さんに置かれている数多くの「ビンデージ」を見るにつけ。

投稿者 zen : 02:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月26日

新しいギター

先週末、新しいギターを手に入れました。
すてきなオレンジ色のテレキャスです。

と言っても、このギター、私のものではありません。
チビがついに「ギターがほしい」と言い出し、購入しました。

島村楽器という楽器屋さんのオリジナルで、ネックも、フレットの間隔もすべて子供用に スケールダウンされています。すごいですね。これなら、3歳半でも楽しめるでしょう。自分がはじめて楽器にさわった頃のことを考えると雲泥の差があります。

実際に弾いてみるとそれなりに楽器として使えそうなので、驚きます。
あまり力がなくても押さえやすいように、テンションが低めに設定されているので、2音チョーキングなんて楽勝です。(チューニングはすぐに狂いますが)音もそれなりに鳴るので、アンプにつなげば普通に使えそうです。

これまでウクレレで一生懸命になりすぎて何度か指にタコを作っては落ち込んでいた彼は、それはそれは楽しそうにかき鳴らしています。

1年くらいで何か一緒にやれるようにならないかなあ。

夢中になっている彼を見ながら親バカおやじはそんなことを夢見るのでありました。

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投稿者 zen : 01:19 | コメント (0) | トラックバック