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2009年06月20日

野村仁 「変化する相 -時・場・身体」 を見た

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作者のこともよく知らず何の前提知識もなくふらっと鑑賞。
入ってすぐ左にあった段ボールに圧倒される。これはひょっとして面白いかも、と期待わくわく。
昭和45年前後の写真が懐かしい。『「HEARING」についての特別資料室』当時の日常の記録。お店のオジサンとのやりとりがよかった。今と比べてコミュニケーションスピードがはるかにゆっくり。たった30年にしてこれほど変わってしまうのか、と実感。実は貴重な記録かも。
'moon score' フィルムに5線を入れてお月様を撮影して作った音楽。美しいのだ。Steve Reich みたいだった。CDあるならほしい。でも、これは人の手が介在したからこそ美しい音楽なのであって、宇宙のもつ法則や自然の調和がそのまま楽曲に現れたという考え方には違和感を感じる。
「真空からの発生」「弦の発生」「真空のゆらぎが……Ⅱ」といった作品のタイトルから、ビッグバンやインフレーション、超ひも理論といった、時代時代の最新の宇宙論を作者が常にフォローしていたことがよくわかった。最新の宇宙論をフォローしているアーティストという存在自体が希有ではないだろうか。(そんなことないのかな?)
これらの、宇宙のなりたちに関連した作品では「真空のゆらぎが……Ⅱ」が印象に残った。真空のゆらぎからうまれたエネルギーが泡のようにふくれあがりそのひとつがビッグバンにつながったとされる説に忠実に表現がなされている。そのための海綿だったのか...。
最近の作品では、2億年も前の木の化石と今の樹木を接ぎ木した作品が面白かった。無茶するなあ。でも確かに2億年前にも今生きている僕らの体を構成している物質(元素)は間違いなく存在していたんだよね。
宇宙はどうやって生まれたのだろう、私たちはどこから来てどこへ行くのだろう、という思いは私も以前から持ち続けているもの。ふらっと立ち寄った美術館でしばらく忘れていた思いを新たにしました。


野村仁 「変化する相 -時・場・身体」
会場: 国立新美術館
スケジュール: 2009年05月27日 ~ 2009年07月27日
住所: 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
電話: 03-5777-8600

投稿者 zen : 2009年06月20日 03:45

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